交感神経と副交感神経の違いは?②
ども、いまさら『嫌われる勇気』を読んだやーくんです!
それでは、前回の続きからいってみよー!
・副交感神経のやくわり
心臓→心拍数⇩
寝る前やリラックスしているときは血液の流れをよくする必要はありませんよね。いつも以上の酸素や栄養もいりませんし、血流が下がるので血圧も下がります。初デート前でドキドキしてる時や、試合前日に緊張して眠れないことがあったなんて人も多いはずです。その理由は、副交感神経ではなく交感神経が活発になっているからです。
気管→狭くなる(収縮)
寝る前やリラックスしているときは、普段より多くの酸素は必要ありません。ぜんそく持ちの方なんかは、気道がせまくなり息切れしやすくなったりします(正確には2時~4時の早朝)。
胃腸→働き⇧
胃酸など量が多くなり胃腸の運動も活発になります。また、便や尿も出やすくなり、下痢が多くなったりすることもあります(例外あり)。因みに、ご飯を食べた後に眠くなる原因の一つは、胃腸の働き⇧=副交感神経⇧となり体がリラックスするからです。他にはインスリンが関係しています。
ひとみ(瞳孔)→閉じる(括約)
寝る前やリラックスしているときは、遠くのものを見る必要がありません。そのため瞳孔は閉じ(括約)本や近くの物を見やすくなるので、寝る前の読書はとてもおすすめです。また、交感神経とは逆で涙の分泌も多くなります。
肝臓→グリコーゲン合成⇧
胃腸の働きがよくなり消化吸収が活発に行われます。血糖値も高くなるので肝臓でのグリコーゲン合成も盛んです。
⇩グリコーゲンについてはこの記事を読んでください⇩。
排尿・排便⇧(排尿筋収縮)
括約筋がゆるみ排尿筋が収縮します。括約筋とはオシッコやウンチを我慢するときに使ってる筋肉です。因みにこの筋肉が弱くなると、尿漏れなどが多くなります。運動中や仕事のプレゼン中にトイレに行きたくならないのは、交感神経が働き括約筋を使いやすくしているからです。逆に食事をした後などは副交感神経が働き、胃腸の運動や排尿筋が活発になるのでトイレに行きたくなります。朝食を食べた後にウンチがしたくなる理由はこれです。
血圧→低下⇩
血管が拡張し血流も少なくなるので、血圧は下がります。副交感神経が活発になることは、天気が悪くなると頭が痛くなる原因の一つでもあります。
悪天候→副交感神経⇧→脳の血圧⇩みたいな流れで、頭痛が起きます(知らんけど)
⇩血圧についてはこれを参考にしてください⇩
唾液
交感神経と副交感神経は逆の働きをします。しかし、唾液に対する働きは例外でどちらも同じ作用を持ちます。ただ、同じ作用でも種類が異なるので注意が必要です。
・交感神経→粘液性(ネバネバ)
・副交感神経→漿液性(サラサラ)
授業中に居眠りをすると口の中から唾液がこぼれそうになるのは、居眠り中(リラックス)している時は副交感神経が優位だからからです。学生の皆さんは注意が必要ですね。あまり関係ないですが、居眠り後や授業の終わりに勃起するのは副交感神経優位でおこるので、男子の皆さんは注意が必要です笑。因みに射精は交感神経が活発の時におこります。(言いたいだけでした。さーせん<(_ _)>)
以上で説明は終わりです。交感神経と副交感神経はとても大切な神経です。それぞれのバランスが崩れると体に与える影響は大きいので、生活リズムには気をつけてくださいね!
⇩体内時計について⇩
それでは✊