人に話したくなる『血圧』とは?
ども、半年ぶりにカップ焼きそばを食べたら具合が悪くなったやーくんです!(もう若くない😅)
『血圧』という言葉を、皆さん一度は耳にしたことがあるかと思います。健康診断のときに腕を入れて測ったりしましたよね。ところが整骨院で働いてみると、この言葉を具体的に説明できる人ってスタッフも含めてそんなに多くないなぁーと僕は感じました。今回の記事は、なんで血圧が高いとよくないの?、どんな病気になりやすいの?、そもそも血圧って何?って人に向けて書いていきますね!ここで読んだこたは、ぜひ周りの人にも教えてあげて下さい!
それではいってみよー!
◆目次◆
①,血圧ってなに?
②,高血圧と低血圧について
③,血圧異常で起こること
④,高血圧、低血圧にならないために
■①血圧ってなに?■
・血圧とは?
『血管壁に与える血液の圧力』or『血管を内から外に押し出す力』のこと言います。これだとてちょっとわかりにくいですよね。血圧を身近なもので例えるには、ホースがぴったりです。ホースの中に水が流れたとき、ホースの内側にかかる水圧こそ人の体でいう血圧です。なんとなくイメージわきました?下で詳しく説明しますね。
血圧をホースで例えると、、、
ホース本体→血管
ホース中を流れる水→血液
蛇口→心臓
因みに、人の体で蛇口けんメインポンプの役割を務めているのは心臓です。心臓と血圧は離しても離せない関係にあります。心臓付近の血圧が最も高く、遠くに行くにしたがって血圧は下がっていきます。動脈のほうが静脈よりも高い傾向にあります。
・血圧が変動する仕組み
血圧が変動する理由は大きく分けると4つです。
1⃣血液の量
2⃣流れる血液のスピード
3⃣血液が流れる距離
4⃣その他
1⃣血液の量
ホースの中に水が流れているように、血管の中も血液が流れています。ホースの中を水が流れている間は、ホースの内側に圧がかかり続けます(水圧)。このホースの内側にかかる圧こそ血圧の正体です。蛇口をたくさん回せば水がよりたくさん流れて、ホースの内側にかかる圧が強くなり、逆に蛇口を閉めて流れる水を制限すれば、ホースの内側にかかる圧が弱くなります。また、水が流れているホースを指で押さえれば、そこから先は水の流れが強くなり、押さえた場所より前の水は行き場をなくして結果としてホース内側全体にかかる圧が強くなります。
人の体に置き換えながら整理すると、、、
・蛇口を回す→流れる水が多くなる→ホースの内側にかかる圧が強くなる。
・蛇口を閉じる→流れる水が少なくなる→ホースの内側のかかる圧が弱くなる。
蛇口を心臓、水を血液、ホースを血管で置き換えるわかりやすいかもです。
2⃣流れる血液のスピード
『流れる血液のスピード』については、ホースの説明では分かりにくいので違う例えで説明します。結論から言と、ドロドロした液体とサラサラした液体を同じスピードで流すには、サラサラした液体よりもドロドロした液体の方がより力が必要です。ドロドロしたものは流れるスピードが遅く、サラサラしたものは流れるスピードが早いはずです。つまり血液がドロドロしてる人は血圧が高くなり、サラサラしてる血液の人は血圧は高くなりにくいです(サラサラなりすぎると血圧は下がります)。
ここからは例えで説明します。レトルトのカレーをお皿に開けるときって、そのまま傾けてもお皿にカレーが落ちてくれません。スムーズにお皿に盛り付けるには、力を加える必要があります。詰め替え用のリンスとかを容器に入れるとき、スムーズに入れるために上からギュッとしぼる力を加えるはずです?(じっと待っている人は少ないはず、たぶん)。逆にシャンプーやファブリーズを詰め替えるときって、その袋を傾けるだけで液体が容器に流れてくれるはずです(女性用のシャンプーだとドロっとしたやつがあるかも、知らんけど)。
これを人の体で説明すると、、、
(Aさん、Bさん同じ力で血液を流してるとする)
Aさん→血液がドロドロ(流れにくい 例,リンス、カレーのルー)
Bさん→血液がサラサラ(流れやすい 例,水、シャンプー、ファブリーズ)
AさんがBさんと同じスピードで血液を流すには、Bさんより強い力が必要です。ドロドロした血液をスムーズに全身へ送るため、血管へより強い力を加える必要があります。もう一度言うと、血液がドロドロしてる人は血圧が高くなり、サラサラしてる人は血圧が高くなりにくいです。
3⃣血液が流れる距離
結論から言うと、体が大きい人は血圧が高くなりやすく、体が小さい人は血圧が高くなりにくいです。太ってる人、高身長の人、と痩せてる人、低身長の人を比べると血管の長さって同じでしょうか?体の大きさが違うので同じ長さにはならないですよね。太ってる人や高身長の人は痩せてる人や低身長の人に比べて、体が大きいのでその分血管の長さも長くなります。血管の長さが長いということは、血液が流れる距離も長くなるということになります。水を遠くに流すにはそれだけ力が必要で、水の流れが強くなれば血管にかかる力も大きくなります。
4⃣その他
・血管の断面積
・血管の弾性(伸び縮みのしやすさ)
・血管の筋肉
・血管の種類
・ホルモンや外部から影響
などなどがあります。長くなってしまいましたので続きは次回にしますね。
では、また✊