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交感神経と副交感神経の違いは?①

ども!

最近片手懸垂にハマっているやーくんです!

さっそくいきましょう。 

 

目次◆ 

1,交感神経と副交感神経ってなに?

2,交感神経の役割は?

3,副交感神経の役割は?

 

■交感神経と副交感神経ってなに?■

 交感神経と副交感心を合わせて、自律神経と言います。交感神経は戦うときや、自分の身に危険が迫っている時などに活発に働きます。別の言い方をするとストレスに対抗するため働いてくれます。カッコよく言うと、『闘争逃走神経』なんて言い方もします笑。副交感神経はそれとは逆に、寝る前や深い眠りの時などによく働いてくれます。リラックスしてる時も活発に働きます。この2つのバランスがくずれると、夜の寝たいときになかなか眠りにつけなかったり、仕事中や授業中に眠くなったりしてしまいます。

 この2つの神経は一緒には働きません。なぜなら交感神経と副交感神経はそれぞれ反対の作用を持っているからです。(一部例外あり)交感神経が働いているときは、副交感神経は休んでいます。逆に交感神経が休んでいるときは、副交感神経が働いています。この時注意してほしいのが、働いていないほうが完全に休んでいるわけではありません。ONとOFFのようなものではなく、遊具のシーソーのような関係で片方が高くなれば、もう片方が低くなるようなかんじです。(うまく説明できない(^^;)ごめんなさい)。

 

■交感神経の役割は?■

 闘争逃走神経は文字どうり、獲物を狩るときは戦闘態勢を、命の危険があるときは逃げる準備を助ける役割があります。(現代ではテストの前や)なにかと戦う時や逃げなければいけない時に、心臓は?消化器官は?ひとみは?気管は?どうなっていれば理想でしょうか?こう考えると、この神経のおおかたの役割が想像できますね。

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心臓→心拍数⇧

 血液の流れがよくなったことにより、体中の細胞に酸素と栄養がたくさん補給されます。心臓がドキドキしてきます。血液の流れがよくなったことにより、血圧も上がります。これで運動の準備万端ですね!

 

気管→拡張弛緩

 活発に活動するためには、たくさんの酸素が必要です。そのためにも気管を拡張(弛緩)させて、より多くの酸素を取り込みやすくする必要があります。心拍数⇧と合わさって、呼吸が早くなります。特に『吸う』ときは交感神経が活発になります!

 

消化管→働きの抑制

 これから戦うぞ!ってときや、大事なテストの直前に食べ物の消化・吸収を優先する必要はないですよね。胃液や腸液の分泌は抑制され、腸の動きも悪くなり便秘がちになります

 

ひとみ(瞳孔)→開く(散大)

 瞳孔散大筋という平滑筋が収縮し、ひとみが大きく開きます。狩りやスポーツの時はより遠くを見る必要があり、より多くのものを視界に入れる必要があります。また視界をクリアにするために涙の分泌量も減ります

 

体温上昇・立毛筋収縮(とりはだ)・汗⇧

 心拍数が上がり血液の流れがよくなれば、体温が上昇します。立毛筋という平滑筋が収縮することでトリハダがでます。因みにトリハダ(立毛筋)は寒いときによく出ますよね?あれは立毛筋(トリハダ))が収縮することで、体の体温をあげています。寒い時と暖かい時、どっちが動きやすいかって言われたら、暖かいときですよね。ウォーミングアップなんかも体を温めるために行いますよね。

体温が上がると汗をかき、緊張などでも汗をたくさんかきます。

(交感神経⇧→体温⇧→汗⇧)的な感じです。

 

神経伝達物質・ホルモン→アドレナリン・ノルアドレナリン

 この記事を参照してください(はい、手抜きです(^^;)

 

肝臓→グリコーゲン分解⇧

 肝臓そのものを分解するわけではありません。肝臓にはエネルギーを貯蔵する役割もあります。それがグリコーゲン(糖)です。戦ったり、何かに挑戦するときはエネルギーが必要です。肝臓に貯蔵してあるグリコーゲンを分解することで、エネルギーとして使用します。

 

●関連記事●

肝臓の解剖と働き

 

今までの役割を見ていくと、、、

運動直前に食べるのがよくないこと、運動中は水分がたくさん必要なことなどの理由がわかりますね!

他にもありますが、交感神経のやくわりはざっとこんな感じです。次回は副交感神経の役割からスタートしますね。

では!またね👍