ストレスホルモンを知ろう②
ども✋
やーくんです✌️
前回の続き、それぞれの特徴からいきますね。
🟠副腎皮質ホルモン🟠
あ、筋肉増強剤やドーピングで使われるステロイドとはべつものですよ👍。
脂溶性とは、脂にとけやすく、水にとけにくい性質のことです。
つまり、血液にはとけにくいわけですね。
種類
1.電解質コルチコイド
2.糖質コルチコイド
3.性ホルモン
の3つです。
今回は、筋トレと1番関係が深い『糖質コルチコイド』を解説していきますね。
1.糖質コルチコイド
【特徴】
・起床直後が分泌のピーク(朝は低血糖状態のため)
・薬などで使われる、ステロイド剤の主成分
【作用】
・たんぱく質分解作用 ・脂質分解作用
・血球成分増加 ・グリコーゲン合成
・糖の取りこみ抑制 ・4抗作用
【それぞれの作用】
①2つの分解作用とグリコーゲン合成
•なんで分解するの❓
糖新生で、グリコーゲンを合成をするためです。その糖新生を行うために、タンパク質と脂質が必要だからです。
『タンパク質分解=筋肉の分解』と思って下さい❗️筋肉を分解して、血液中のアミノ酸を増やします。 ここからさらに、脂質分解と合わさって体の中で糖をつくりだします。外から糖を取りこまなくとも、体の中で糖を作れちゃうんですね🧐。ここで作られた糖が『グリコーゲン合成』に使われます。
ここまでの説明を読むと、『糖新生ってなんだよ😅』ってなりますよね。
『糖新生』とは?
タンパク質+脂質+乳酸+ピルビン酸で糖を作ることです。
『空腹時』、『運動中』、『起床してすぐ』などは糖新生が起きやすいので、注意が必要です🖐
②糖の取りこみ抑制作用
•糖の取りこみ抑制とは❓
血液中の糖が、細胞に取りこまれないことです。もちろん、血糖値も下がりません。血糖値は血液中の糖が細胞に取りこまれて、初めて下がります。ですので、血糖値は維持されたままです。
•なぜ必要なの❓
厳密に言うと、『脳🧠と心臓💓以外への糖の取りこみを抑制します』。
理由は、脳と心臓は生命活動を維持するのに、優先度が最も高い2つだからです。
そのため、この2つに優先的に糖を送るため、それ以外での糖の取りこみを抑制する必要があります。もちろん筋肉も例外なく、糖の取りこみが抑制されます。糖の取りこみを抑制されると、筋肉自体を分解して新たに糖をつくりだします。ここから、①で説明した糖新生につながります。
ちなみに、脳のエネルギー源は、糖(グルコース)だけだと言われています。何も食べないと、頭が働かないのはこのためですね😅
続きは次回で!
ども、やーくんでした🤓